妊活中、生理が来た日にしてほしいこと~~R.A.I.N~~

月経期は、多くの女性にとって好ましい時期ではありません。
なかでも、妊活中の女性にとっては月経の開始は妊娠しなかったことを意味するため、いっそう辛い期間になってしまいがちです。

そんな月経期をなるべく穏やかに過ごし、そして実りある未来につなげるために、マインドフルネスの手法を用いてみませんか。

R.A.I.Nは、マインドフルネスの瞑想法

R.A.I.Nは、Michele McDonaldが開発したマインドフルネスの手法です。
以下の4つのステップで、自分のネガティブな感情に対処します。

  1. R:Recognaize 認める
  2. A:Accept 受け入れる
  3. I:Investigate 探求する
  4. N:Non-identification 自分そのものではない

順に解説します。

Recognize 認める

月経が来たとき、どんな気持ちになりましたか。

「あ~~、来ちゃった😢」
「どうして??」

そんな気持ちに意識を向けてみましょう。気持ちを言葉にしてみましょう。
頭の中で、あるいは実際に、絵に描いてみるのもよいでしょう。

あなたの中に、その気持ちが生まれたことを認めちゃいましょう。

Accept 受け入れる

その気持ちを受け入れます。

「あ~、私は落ち込んでる」
「悲しいよ…」

ネガティブな感情であったとしても、否定したり、なかったことにしたりする必要はありません。

Investigate 探求する

さて、あなたのカラダやココロは、その気持ちにどんな反応を示していますか。

カラダは緊張していませんか。ドキドキしていませんか。
お腹や胸に痛みはありませんか。
手は震えていますか。冷たくなっていませんか。汗をかいてはいませんか。

ココロにも目を向けましょう。
その気持ち以外にどんな感情がわいてきましたか。何を考えていますか。

気持ちに付随したカラダとココロの反応を、できるだけ客観的に観察してみましょう。

Non-identification 自分そのものではない

その悲しみ、イライラは、あなた自身ではありません。
あなたが感じた感情でしかなく、すべての人が感じるものの一つです。

「私は悲しい人だ」ではなく、「今の私は、悲しいと感じている」と認識するのです。
感情とあなた自身を切り分けるのがポイントです。

月経の開始は、新しいチャンスの開始でもある

月経が始まったということは、その前の周期で妊娠しなかったことも意味しますが、同時に次の周期の開始でもあります。
2週間も待たずに、妊娠しやすい時期が訪れます。

非常に大変なことではありますが、気持ちの切り替えをしなくてはなりません。
そのためにも、R.A.I.Nを活用して、つらい気持ちを自分から切り離してしまいましょう。

これから始まる周期で、できることを精いっぱいできるように。
そして、未来の実りにつなげるために。