雨水:土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)

季節の薬膳

雪や氷が溶けて水になり、雪が雨に変わる季節となりました。

春は、陰消陽長の季節

冬の寒さがゆるみ、日ごとに暖かくなってきました。
春は、陰気が弱くなり、陽気が次第に強くなっていく季節です。これを「陰消陽長」と言います。

陽気が強くなるにつれて、自然界では万物が生長・発育していきます。私たちの体の中でも陽気が生長し始めます。
陽気の生長を妨げないように過ごしましょう。

陽気の生長を促そう

陽気が強くなるとは言っても、春分までは陰気の方が優勢です。特に冷え症の人は、体を温めて陽気の生長を助けましょう。

着るものに気を配るほか、体をよく動かしましょう。
足湯も効果的です。10~15分程度、少し熱めのお湯で膝下までを温めるだけで、全身が温まります。

春の養生②:体を温める

陽気の生長を促すために、体を温めてくれる温性の食材を用いるようにしましょう。
気の巡りを主る肝のはたらきをよくするために、辛味・甘味のものを選びます。

春の味は酸味とも言われますが、冷え症の人や体質が弱い人はあまり摂りすぎないようにしてください。酸味には収斂作用があるため、陽気が生長する力を妨げてしまうかもしれません。

食薬の分類としては、陽気を補う助陽類や体の中から温めてくれる温裏類を活用します。

おススメ食材

  • 鶏肉、かぼちゃ(温性の補気類)
  • 羊肉、海老、くるみ(助陽類)
  • 鮭、にら、ピーマン(温裏類)

肉・魚などの動物性たんぱく質は、多くのものが補気類です。肉・魚を使った温かいメインディッシュを意識すると良いでしょう。

タイトルとURLをコピーしました