霜が降りる季節となりました。
いよいよ冬も目前、寒さが日増しに強くなってきました。
「季節の薬膳」コーナーでは、季節に合わせた薬膳を実践するために役立つ情報をお伝えしていきます。「霜降」では、秋におススメの一品をご紹介します。
秋の薬膳:梨のコンポート
材料
- 梨(涼性、甘味、止咳平喘類):1個、皮をむいて6等分のくし形切り
- 氷砂糖(平性、甘味):40g
- 蜂蜜(平性、甘味、補気類):大さじ1杯
- クコの実(平性、甘味、滋陰類):5g
- 水:200㏄
- レモン(平性、酸味・甘味、収渋類):輪切り1枚
作り方
- 鍋に水、氷砂糖、蜂蜜を入れて火にかける
- 煮立ったら、梨を入れて中火にして15分ほど煮込む
- 火を止めて、粗熱が取れたらクコの実とレモンの輪切りを加える
どんな時に食べるとよいの?
乾燥が強い季節の、のどが渇いたりピリピリするときにおススメです。
梨は止咳平喘類です。咳を止めるはたらきがあります。
クコの実は平性の滋陰類です。目の不調にもよいとされています。
レモンの酸味も津液を生じるはたらきを持っています。
おススメ薬膳レシピ
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