啓蟄:蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

季節の薬膳

冬ごもりしていた地中の虫がはい出てくる季節となりました。陽気に誘われて虫が土の中から出てくるように、私たちも外に出て太陽の光を浴びましょう。

春の色は、青

五行学説は、陰陽学説とともに、中医学の基本理論における重要な柱となっています。
五行学説とは、世界が「木」「火」「土」「金」「水」という5つの要素から成り立っていると考える理論です。

春は、五行のうち「木」に属します。
「木」は、樹木が持つ空に向かって伸びるように、上・外に向かって伸びる、生長する性質をもつものが属します。

薬膳では、五行学説の理論に基づいて食材を選ぶことがあります。
たとえば、春の色は「木」に相当する青です。春に芽吹く新緑のイメージでしょうか。

青いおススメ食材

春のおススメ食材の要点は次のとおりです。

  • 温性、甘味・辛味の食材を使う
  • 辛温解表類、補気類の食薬を使う
  • 肝の発散を促進する食材を使う

今回は、「青」にこだわっていくつかの食材をピックアップしてみましょう。

おススメ食材

  • いんげん豆、キャベツ(平性、甘味、補気類)
  • 鯖(平性、甘味、補気類)
  • にら(温性、辛味、温裏類)
  • 三つ葉、紫蘇(温性、辛味、辛温解表類)

春のレシピ①:しそ茶

材料

  • 乾燥したしその葉(温性、辛味、辛温解表類):3g
  • 水:1000㏄
  • 生姜(温性、辛味、辛温解表類):1片、すりおろす

作り方

  1. しその葉を沸騰した水に入れ、再沸騰したら火を止める
  2. 粗熱が取れたらしそを取り出す
  3. おろし生姜を加えるほか、好みで蜂蜜を加えてもよい
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